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 仮想現実の世界を描く仮定法

英語の仮定法については、以下のページで詳細な説明がご覧いただけます。
仮定法過去/仮定法過去完了/仮定法 If文の省略/仮定法 慣用表現

仮定法は現実ばなれした、バーチャル・リアリティの世界を描く表現で、直接法との混乱を避けるため、if〜文やI wish〜文の後など、かなり限定された場所で用いられます。

英語の時制には、現在・過去・未来・大過去(過去のそのまた過去)があり、現在の事実などを表す場合は動詞の現在形を用い、過去の事実には過去形を使います。

これに対して、仮定法は「私があなただったら」とか「(過去において)もっと真面目に働いていたら」などの非現実的な願望、事実に反した想像など、現実と乖離した世界を描く言い方です。

構文上の特徴としては、記述内容が非現実世界を表現していることを示すため、時制を一つずつ過去にスライドさせ、現在の夢の世界は過去形で、過去の事実と反する世界は過去完了形で表します。

「一生懸命勉強していたら、試験に通ったはずだ」

If you had studied hard ,you could have passed the examination.

なぜ、If文に過去完了が用いられているかというと〜試験に通るためには、怠惰に過ごしていたそれまでの自分を「一つ前の」過去(過去の過去)に戻って、勤勉な人間に変える必要があった〜ということですね。

仮定法の時制が一つ前にズレる理由がお解かりいただけましたか。(^^ゞ


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